新宿店 INFORMATION

2018.08.09

祝・フォロワー1万人!メモリアルクロッキーブック『kamemo』

祝・フォロワー1万人!メモリアルクロッキーブック『kamemo』

新宿店のTwitterアカウントとしてスタートした
『cotora monora』
のフォロワーさんが、先日とうとう1万人を超えました。
今まで応援してくれた皆様、ありがとうございます!

1万人達成が目前に迫り
『記念の商品を制作したい』
と思い立ったのは今年の春頃のこと。

そこから長い紆余曲折を経て、先日ようやくお披露目となったのが、今回ご紹介するオリジナルクロッキーブック『kamemo/カメモ』です。

■Kamemo開発ウラ話

今回は、新宿店オリジナルスケッチブックの開発担当者が『制作ウラ話』をご紹介します。
だいぶマニアックな内容ですが・・・
モノづくりに興味のある方、どうぞ最後までお付き合いください。



◆見たことのないクロッキーブックをつくろう
絵を描かない方にもメモとして使っていただけるように、記念商品はクロッキーブックに決めました。
プレゼント企画を前提に、サイズを小さく、その分ギミックを詰め込んだ
『見たことのないクロッキーブック』
を目指してアイディア出しをスタートしました。



◆モチーフはカメ
『フォロワー1万件達成』の快挙から
『1万』『萬』『10,000』
にちなんだモチーフをアレコレと考えていて、行きついたのが『ツルは千年、カメは万年』という言葉。
これはめでたい。
お祝いにピッタリだ。

マンガやゲームに登場するカメのイメージが閃いたとたん、『手のひらに乗るサイズ感』や『グリーンとベージュのバイカラー』など、アイディアが次々湧いていきました。



◆表紙選び
一般的なカメのイメージから、『甲羅のグリーン』と『体部分のベージュ』という2色の組み合わせが決まり、あとは、ひたすら紙サンプルとにらめっこ。
悩んだ結果、表紙には質感にこだわった『グムンドカシミヤ175kg/濃松葉』。ベースとなる板紙には『GAファイル620kg/キャメル』を選びました。

表側だけにグムンドが貼ってあるのは『甲羅』だから。
また、台紙にGAファイルを選んだ理由は、FIGと同様、切りっぱなしのエッジ部分にもちゃんと色が見える、無垢の紙が使いたかったから(斜めから見た時の『カメ感』は重要)
1mm程度の厚みを出すために、斤量620kgのGAファイルを贅沢に使っています。

<斤量とは>
『斤量』は用紙の厚さを示す単位。
原紙1,000枚の重さを『kg』で表します。
つまり、数値が大きいほど厚いということ。
※例えば、オフィス等で使われるコピー紙は70kg程度。
 学校で使う画用紙なら160kg程度。



◆丸タック
スケッチブックやクロッキー帳に『丸タック』(『玉ヒモ』とも呼ばれます)を使うアイディアは、以前から温めていたのですが・・・

手の平に乗るほど小さなクロッキーブックに、分不相応な丸タック。
何だか面白いモノが出来そうだ。
そう考えて、今回の企画に採用しました。

既存品の中には気に入る素材が見つからず、オリジナルのパーツを制作することに。
製造を委託した工場では丸タックを制作した経験がなかったので、素材選び、ハトメの高さに見合う表紙厚の割出し、抜型の工夫などなど・・・
製品がきちんと機能するように、試行錯誤を繰り返しました。

留め具部分の素材は、ブック本体と同じ『GAファイル』を採用(斤量は450kg)。
ヒモにはロウ引きの丸ヒモを使っています。



◆カメのアイコン
当初はフリーの素材集などで簡単に探せるものと考えていたのですが、いざ探してみるとイメージにピッタリくる図案が見つかりません。
結局、図鑑や写真から拾い集めたカメ画像を元に、加筆しながら描き起こすことにしました。

アイコンをあえてウラ表紙にカラ押ししたのは、表紙に主張が出過ぎないようにしたかったから。
チラッと目に入ったとき、ほのぼの和んでもらえたら・・・

そんな気持ちを込めました。



◆ちゃんと画材です
中紙は、おなじみCLIPやmonsieurと同じデッサン用紙を綴じてありますから、書き心地も描き心地も抜群です。
枚数もたっぷり70枚。

シャツの胸ポケットにも収まるサイズなので、いつでもどこへでもご一緒します。